2008年6月15日

自然からの警告

「あー・・・繋がった!釣り行ってなかったんですね・・・・良かった」昨日、朝一番の仕事から家に戻った頃釣り仲間のYさんから久しぶりに携帯が鳴った。この写真は宮城栗駒のとある渓を新規開拓してちょうど一年前にYさんと立っていた時のもの。この電話を取るまで、まさかあんな惨事が起きているとはこの時努々思っていない僕は釣りに行けなくて良かったという電話に正直とまどった・・・・・まさかあんな事になっているなんて今でも信じられない。

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「釣り行ってなかったんですね・・・良かった・・・・TV観て慌ててみんなに電話してたんですけど・・・」この時点でも今の今まで出掛けていた自分には何のことだかさっぱり分らない。「久しぶりですね・・どうしたんですか?」「知らないんですか?東北ですごい地震があったんですよ!」

Yさんからの電話はまさしく安否確認の電話だった。一度電話を切った僕はすぐに家に入り、休みの日はゆっくり起き出す正家族の3人のスローなペースを横目にTVをつけた。報道特番・・・えーっ岩手 一関から中継。まじか!

まさしくそのエリア・・・まさしく竿を出したあの渓・・・・そしていつもの癖で橋さえあれば上から必ず覗いてみるくせで車を停めたその橋が落下している映像が流れている!背筋が凍るほどの思いとは文字通り今日のこの事を指すのだと思った。なんたることか・・・・・

もしかしたらと思う不安で思いつく釣り仲間に連絡を取る。するとこれで3回目の電話ですけど僕は大丈夫ですとか、僕も心配であの人に電話して・・・などFFマンのネットワークでの安否確認が出来て行く。ものの20分ほどで一人を除いて仲間の連絡は殆ど取れた。

残りの一人もおそらく車に携帯を置いたまま釣りをしていたようで、夕方にはリンク先の岩手の友人からメールが来て杞憂に終わったことで一件落着した。

昨年の今頃、一関ICを降りて栗駒山麗の渓の気になる渓をいくつか巡り、湯沢の友人宅に泊まり鳥海山麗の渓へと移動しながら釣ると言う新規開拓の釣り旅のプランを立ててYさんはじめ数人とFFを楽しんでいた。新規開拓は冒険でもあるが、地図と良くにらめっこをしてこの辺りがどうかなと2週間近くは迷ったり、わくわくしたりとしていたことを覚えている。

被災地から送られてくる映像や地名にはその釣行時に指をさしてここを探りたいと仲間と話した渓や林道のゲートがありUターンした場所、峠を繋ぐ道路、ダムの名前、山あいにある集落の名前・・・その全てが聞けば溜息が出るような・・・・

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初夏の最高のシーズンの土曜の朝に、これほどの災害が起きるとは誰も予測出来なかったことだろうと思うと、自然を愛し、温泉で英気を養い、釣りで気分転換をし、自然を愛する人たちの安全のため治山工事をしていた人が被災された話を聞き心が病むばかりです。心からお見舞い申し上げます。

スリランカ沖の大地震、ミャンマーのサイクロン、四川の大地震・・・・国内では新潟や越前沖に始まり今回の宮城岩手の地震と大災害が続いている。5月に北海道の道東で30度の気温を記録したり、その日と数日と変わらずに本州で雪が降っていたりと・・・・・スペースシャトルに乗った日本人の宇宙飛行士の話題が大きな宇宙に夢を抱かせるとするならば、宇宙からは青く美しく見えているはずの地球にいろいろな異変が起きていることを、たかが一人の釣り人としても見過ごしてはいけない様に思う。

 

[カテゴリ] 森のはなし

■コメント(16)

fukasawa (2008年6月16日 03:46)

daikyuさん、おはようございます!
僕も、栗駒周辺は最近行ってなく、今週行こうかと考えてたので、危なかったです・・・。
地震があった時、全然離れている秋田の川で、釣りをしていた友人は山が鳴いていたと言っていました。
木の揺れ方や、その音が気持ち悪かったと・・・。
地震は防ぎようが無いですからね・・・。
その時、その場所に居ない事・・・ですかね?
この場を借りて、被災された方々に、お見舞い申し上げます。m(_)m

yahikobito (2008年6月16日 07:59)

ご無沙汰しております。
僕も出張先で被災の報を知りましたが、この時期の土日ということで心配してました。

帰ったら鳥海へ釣りに行く予定でしたが、まだ余震などもあるようなので、気をつけたいと思います。

震災に遭われた方には、早く平穏な生活ができることをお祈り申し上げます。

para-miyuki (2008年6月16日 13:21)

ハ~イ!残る一人です”笑!

しっかりとお仕事中ですよ。(気絶しそうに眠いけど)

当日はメールありがとうございました。
山から下りてきて圏内になったとたんに沢山のメールが届き
ました。
地震前は魚っ気なかったんですが、地震後はボコボコでした
ので、きっと渓魚も地震が去って安心したんでしょうね。
おかげで昨日は紫家では姫に、渓では木っ端に好かれてし
まいました!^^;

heboheboy (2008年6月16日 14:15)

よく考えると我々は結構危険なところに行ってますね、いつ岩が落ちてきてもおかしくいないところでロッド振ってます・・・それにしてもちょっと災害が多すぎますね!!地球規模のようですからもっと危機感を持たないと次世代は大変なことになるかもしれませんね・・・要

西洋毛鉤 (2008年6月16日 17:00)

最後の一人の方に、地震直後に安否確認のメールしたら
そのあと、釣れた話のメールばっか返信されてきました。

お知り合いの方みんさんは、ご無事の様で一安心ですね。

kom (2008年6月16日 21:13)

こんばんは〜
自分もよく考えたら、昨年荒雄で釣りをして、その後、下道、峠道で岩手まで抜けましたので、災害地のド真ん中を走っていたのかもしれません。なんかちょっと恐くなりました。災害に遭われた方の復興をお祈りするしか出来ませんが。。。

tabi (2008年6月17日 01:48)

daikyuさん、こんばんわ!
こんな状況の中。釣れないなどと嘆いていてはいけなかったのかも・・・と少し反省のわたしです。

本当に、危険と背中合わせの趣味なのですね。
あのあと、山越えのカーブに落ちている岩を見ると
背中が凍りつきそうになりました。

災害にあった方たちのご冥福と、お見舞いを申し上げます。

daikyu (2008年6月17日 09:15)

fukasawaさん おはようございます。そうか
秋田側から峠を超えれば入れる遠くない距離
でしたもんね・・・良い季節であり、週末の朝と
言う事もあったので何もなくてなによりです。

地鳴りや地響きと言うのは経験した事がない
ので東北の皆さんの体験した恐さははかりし
れないと思います。

やはり、1人で釣りに行かなかったり仲間に
あの渓に行くよと一声掛けていくなんて言う
原則的なことも音信不通の世界へ釣りに行く
時には必要な事だと改めて思いました。

daikyu (2008年6月17日 09:38)

yahikobitoさん おはようございます。

新潟の震災のときにも電話をしたら関西へ出張中
だったことを思い出しました。

今回は山間部への被害が集中したことで、僕達の
様な自然に親しむ趣味を持つものとしては改めて
注意しずぎても、し過ぎることはないですね・・・

daikyu (2008年6月17日 09:53)

para-miyuki さん お疲れ様です。いつも不携帯携帯
なので、そうだろうなとは思っておりましたが圏外で釣り
してたんですね・・・夕方メールが来て一安心でした。

ブログやメールで釣りに行く方面とかこんな感じで釣り
しようと思うなんてのも予測が立つ話しですので、今回
のような時には役に立つのかもしれませんね。

お互い若くないし、体力も落ちていきますので安全には心
掛けて楽しんでいきましょうね。

daikyu (2008年6月17日 09:58)

要さん お帰りなさい。北海道でも大きな地震や
台風被害がありましたね。今回の報道を色々み
ていると危なくない地域を探す方が難しいと言う
見解もありました。

以前、岩手に行った時に早朝抜け出して1人で
朝飯前釣りをしていて、帽子の先を手のひら大
の石がかすめて行ったことがありました。

何かあってからでは遅いのですが、こうした事に
何か学びを持って行きたいですね。自然を通じて
感じる学びの機会は多く必要ですね。

daikyu (2008年6月17日 10:11)

西洋毛鉤さん こんにちは。色々連絡しているうちに
paraさん、そう言えばみちのく行ってる最中だったな
ぁと思いメールしたら夕方の返信に色んな方のアド
レスがくっついて来てましたので、仲間はありがたい
なと思っておりました。

私も渓であって繋がりたいものですが、今月はそん
なこと思ってるうちに足早に過ぎてしまいそうです。

daikyu (2008年6月17日 10:18)

komさん おはようございます。どうしても1人旅の
時などはこういう事を考えると恐い時もありますね。

防げるものとそうでないものがあると思いますが、
仲間との連絡はマメにしていた方が良さそうです
ね。

若い頃はがむしゃらにどこでも行ってましたが、おじ
さん達の世代になり、スローに楽しむ方に傾いて来
ているのかもしれません・・・・

daikyu (2008年6月17日 10:28)

tabiさん おはようございます。いやいや釣れない
時に嘆きたくなるのは世の常です・・・でも釣りが
出来る幸せはここの所身に浸みて感じます!

山深い渓に入ったりすると、行きになかった岩が
帰りに落ちていたり、車のパンクもままあったり
しますが、今回の震災の様な災害は本当に予測
していないです・・・・

楽しいアウトドアライフが長く楽しめる様にと改めて
感謝の気持ちを持とうと思いました。

Lt_cahill (2008年6月18日 10:11)

daikyuさん、こんにちは。
ぼくも新潟の渓流には良く行っているので、
中越地震の翌年は地震の爪痕が残っている道路や山を見上げたり、
土手に土嚢が積んであったり、ブルーシートのかかった屋根の家が
秋頃まで見受けられと、悲しい気持ちで釣してました。
川では雨による増水や崖崩れ地震の災害等、危険と隣り合わせですから
慎重な行動が必要だと改めて気付かされました。

新しいブログをスタートされていたの気がつきませんでした(笑)
リンクし直しておきます。

daikyu (2008年6月18日 11:42)

Lt-cahillさん こんにちは。新潟の山古志村の時
の錦鯉の話と同様、近くの沢から釣ったイワナを種
魚にして何十年もかけて養殖業を営んで来られた
方の話がニュースで流れていました。

自分の子供のように手塩に掛けて来た魚を残して
くる事がとても辛いと言う話でしたが、ご家族の説
得で避難する事にしたと言う事でした。この無念さ
を思うと、目に見える被害だけでなく心に残した被
害の大きさと言うものも計り知れないなと感じました。


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